ラミーピコって何?
僕(シロクマ)が使っているボールペンはラミーのピコというペン。
ドイツの筆記具ブランド「LAMY」から出ているペンで、コンパクトなボディをノックすると、スッと伸びるギミックあふれる素敵なペンです。
使っている人も多いと思うが、ラミーピコユーザーの10人に一人は洗濯機でダメにしていると勝手に思っている。
ラミー社社長のDr.ラミー氏のお気に入りの一つで、インタビューでいつもポケットに入れて持ち歩いていると回答している。
2本目は「ラミーピコ」です。これは限定色のブラックです。スーツのポケットにいつも入れて持ち歩いています。ポケットにこのピコが入っていないと落ち着かないのです。
なので当然みんなポケットに入れていると思っているし、僕もポケットに入れる。
そうするとポケットから出し忘れたまま洗濯することになってしまい、悲惨な状況となる。
ラミーピコを洗濯したらどうなるの?
インクが隅々までいきわたり、ノック構造が死亡。動かなくなるか鈍くなり使うたびにストレスになる。
隙間からブレーキクリーナーなどの溶剤を吹き込んでも、延々とインクが流れ出るだけで埒が明かない。
分解して清掃したいと思い調べるも、分解のやり方がわからない。
そこで、壊れてもいいと思い強引に分解したら、案の定壊れてしまったので、今後は壊れないように分解するために、方法を残しておく。
ラミーピコ LAMY PICOの分解方法
用意するもの
- 竹串(細くて強度のあるもの。金属だと傷つくので注意)
- ラジオペンチ
手順
1.リフィルを外す
2.矢印の箇所(プラの外周部分)を竹串で1mmくらい奥に押し込む
※押し込みすぎ注意
3.ラミーのロゴを外す
ラミーのロゴがストッパーの役目も兼ねています。
僕は最初、強引に引っ張ったため矢印の部分が折れてしまいました。
今は瞬間接着剤でつけています。
4.ボディからノック部分を引き出す
5.ノック部分を分解
金属のガイド?(小さな丸いやつ)を取り外します。大変小さくなくしやすいので注意。
外側のパーツを外していきます。ノックパーツには爪で引っかかっているため、2枚目の矢印のように、左右に少し広げるようにして引き抜くとやりやすいです。
下の矢印の部分を中心にそらせるようにして引き抜きます。
こちらも2枚目の写真のマル部分にあるように爪が内側にあるので、そこを外すようにします。
6.分解完了
これで分解は完了です。気が済むまで洗浄してください。
7.組み立て
組み立ては分解と違い簡単です。手順を逆にしていけば特に問題なく組みあがると思います。
分解手順の2で竹串で押したところを戻す作業ですが、はめ込むことがむつかしい場合があります。
後ろから押し込む方法などいろいろ試しましたが、写真のようにラジオペンチで引っ張る方法がやりやすいと思います。
これで、分解~組み立ては完了です。
洗濯してしまいインクが詰まってどうしようもない場合は、試してみてください。
オフィシャルな方法ではありませんので、分解は自己責任でお願いします。
それではよいピコライフを!